助長について考える

 次期リーダー育成のためテーマを設定し経験を支援しているのですが、答えをどこまで教えて良いのかで苦慮しています。あまり教え過ぎては、こちらに頼るが当たり前になってしまいます。さりとて担当に話を聞くと指示があいまいだと会合時間の殆どを指示の理解に費やし会合が進まないとのこと。

 g-mon のところの新人くんも今は指示に対しては教わるのが基本だと思っているようです。自分で調べるとか予習と言う考えは無いように思われます。新人くんの関わる仕事が初めての経験であるように今次期リーダ育成会合が扱っているテーマも彼らにとっては、初めての経験です。

 もっと言ってしまえば、課長会で扱っているテーマも初めての経験に近いものだとは知っています。全てに置いて仮説と言う答えは用意してありますので次のポイントは”考える部分をどの程度残して置くのが個々の段階において必要な能力を一番助長するか”の見極めだと思っています。

 怖いのは教え過ぎですが、全体のバランスが崩れる問題の方がより企業にとってはダメージが大きいとも感じています。上手に仮説を伝えらたとすれば、より強固な答えを導き出してくれるのでは?と言う期待もありますが時が有限である以上、伝えられる期間も有限。悩ましいところです。
 

のんびりもしていられない

 昔読んだ三国志に「士別れて三日なれば刮目して相待すべし」と言うのがありますが赤ちゃんの成長も早いもので(子にもよるのでしょうが)半年たてば歩こうとし始めます。内の新人くんたちも2、3日の研修で少しばかり雰囲気が変わります。それに比べて g-mon と来たら ・・ ため息。

 お陰様で新しい仕事が自然とやってきますので新しい知識はどうしても学ばなくてはなりません。周囲の方たちが真面目に毎日を送っているものだから影響されそれなりには努力せざるお得ません。が、しかし!もしもそれらがなかったら?何もしないのではないかと言うことに自信あり。

 実は、ジュニア(息子)に子供が生まれました。ぽぽさん(娘)の子供は7か月になり這い這いみたいなことを始めています。この約半年の差は天と地ほども大きいのですが、二十歳になれば学年は違えどいい話し相手になるかも知れません。何よりもの凄い勢いで成長して行くのが目に見えています。

 性格なんでしょうねー、そう思うと g-mon 何となくソワソワします。ライバル心みたいなものがメラメラと(笑)。何事にも直ぐに興味を持ちチョッカイを出すこの性格が災いして今の g-mon がいます。頑張りたくないのに頑張らなくちゃいけないところに追い込まれる g-mon がいます。嬉しかったりします。
 

”やりがい”が自分を作る

 先日の”やりがいの搾取”は、「人をその気にさせて働かすが実は、人の気持ちを手玉に取っているのだ。」的な本からの引用だと同僚にフォローしてもらいました。もうチョット教わらないとまた勘違いかも知れませんが、そうであっても先々幸せならいいジャン、かな。

 ローマ帝国にはローマ帝国の江戸時代には江戸時代の文化(価値観)があり、それを基準に誰もが生きるを見ているのだと思います。今でしたら資本主義を基本に生きるを見ている。そこに”やりがいの搾取”的見方もある。そう言うことなのでしょう。

 g-mon は、会社における家族文化に付いて考えています。一般の家族では、役割がありそれぞれが助け合い学びあい”家族の成長と安らぎ”を幸せと定義します。そして大家族も親子二人や夫婦だけなどの小家族もありますが、必要な役割は同じだと思います。

 それは大きく分け「生活の基盤を支える・少し離れて公平さをチェックする・新しいことを学び生活の中に持ち込む」の3つではないでしょうか(パパママ・おじいちゃんおばあちゃん・子供たち的な?)。この3つがあるから、自分の狭いカラに閉じこもることなく、お互いを大切にする思い(文化)が生まれます。

 
 ”情けは人のためならず”、目の前の小さな金儲けのために人を利用したとするならば”搾取”かも知れません。でも、”やりがい”を提供するとは、今でなく随分と先に、お金では買えない幸せの役に立つ”何か”を提供することなのです。であるならば”やりがいの搾取”であっても、いいジャン、と思うのです。
  

仕事の鬼(嘘)

 また仕事の山に囲まれてしまいました。それはそうでしょう、改善活動を推進していますし基本頼まれた仕事は断りません。周囲の人には、1日に集中して働けるのは良くて5,6時間なのだから仕事は選べと言っているんですけどね。

 その時の思い付きで仕事の軽重を決めてしまう人がいます。仕事が無いと不安なのかも知れませんがその時には余裕があるんです。もっと言えば余計なお節介を人に言い要らない仕事をさせたがる人もいます。暇なのでしょう。

 お陰様で g-mon は、仕事の山で守られているので平気です。面白い仕事は山の隙間から部下に投げたりもします。頼まれた仕事は断りませんが全員と言わないまでも頼みに来る方達もそれなりに仕事を選んで持ってきてくれます。

 気付けば、まるで売れている芸能人や作家のようではないですか!さて、この状況は幸せなのでしょうか?何て妄想を描いていないで仕事仕事。でないと今日も残業だぞー(滝汗
 

やりがいの採取?たまには、資本論

 同僚から”やりがいの採取”と言う議論を投げかけられ、思い出しました。あなたは、資本論をお読みになったことはありますか?そう、あの何冊もの本の束のことです。 g-mon が読んだのは単行本になっているやつですので本に重みはありませんが内容にはズッシリくるものが変わらずに残されています。

 資本論は、マルクスの考え方、”付加価値は労働者が生み出す”を基本にし”資本主義の問題点”を指摘していると考えますが、近代資本論においては、タガが外れ”資本家が設備を購入し労働者を雇ったときに付加価値を生み出す”とあるそうです。(ごめんなさい、近代資本論が今は主流、と言うよりマルクスの資本論は、ほとんど学ばれないそうですが g-mon は、近代資本論を勉強していません)

 つまり、近代資本論においては、労働者も道具の一部であり、この考え方が定着する過程によって”年数を積み重ねた人の賃金が上がる”や”企業が発展した時に見合った価値を労働者に還元する”と言った考え方が”排除されていった”と資本論を教えてらっしゃる先生からお聞きしました。(あなたの会社でもお金の内部留保は増えていても40代50代の賃金上昇率が抑えられだしていませんか?道具ですから労働力を採取するために若い年代の賃金は上げざるお得なくとも”経験を加えても多くの価値を還元する必要はない”と考えます。)

 近代資本主義において付加価値を生み出すのは、”資本家であり経営者である”と考えます。もっと言ってしまえば付加価値を生み出すのは”お金”であると考えます。その結果生み出されたマネーゲームが、どうなったのか、繰り返されどうなるのか?(オバマさんは、弱める方向に進みましたがトランプさんのブレーンは金融関係の方ばかり、この先が予測できそうです)

 さて、近代資本論の次は、超近代資本論に進むのか、資本論と近代資本論が融合するのか、はたまた王政や社会主義・共産主義に振れる?まったく新しい論が生まれる?などするのでしょう。 g-mon 的には、”人を大切にする世界が国が企業が成長する可能性を持っている”と考えるんですけど、それは多分少数意見ですね。
 

お詫び:”労働力の採取”でスタートした本日のブログでしたが”やりがいの搾取”だたそうです。お詫びして訂正させていただきます。 g-mon