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教えない工夫

 不思議なことに部下に多くを教えなくなってから褒めることが多くなった。そう、新人君も入社1年半、そろそろ私と言うものが分かってきたのだろう、上手いタイミングで質問をしてくる。疑問を悩みの形でぶつけてくる、こちらからはポイントを示し「よく考えるように」とアドバイスするだけ。チャンと考え良い答えを出してくれる。嬉しい。

 先輩君は、深く考えるタイプ。深くは、心配無いので余程でなければ手を出さない。広くは、まだ勉強中なので時々混乱する。こちらも上手いタイミングで質問をしてくる。図なども使って関連性や奥行きを確かめるべきポイントを話す。出来るだけ具体的な仕組みで話す。理解できれば、後は勝手に進めてくれる。大したものだと思う。

 正直、教えないのは難しい。特に注意しなくてはならないのは、その時点で役に立たない知識を時間を掛けて教えること。もっと注意しなくてはならないのは、知識と経験が至っていないのに手前の知識と経験を飛ばして教えること。ムダどころか弊害以外の何物でもない。教え方が下手な人ほど会議が長い、自慢話なら他でしてよ。

 様は、自分中心なのか相手中心なのかの差だと思う。それにことさら何かを教える必要はないのかも知れない。ちゃんとビジョンを持っていて、当面の目標が見えていて、部下の力量が大よそ把握できているのであれば、何を目標として設定し、期間をどのくらい与えるかもハッキリする。後は任せる。伝わっていれば自然に教わりに来る。
 
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