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学ぶから人

 日本が高度成長期だったころ「会社の歯車になるのは嫌だ」と言った言葉を何度か耳にしました。経済がどんどん大きくなり仕事もどんどん増え、調子に乗っていた会社も多かったのではないでしょうか。そんな時は「とにかく売りに行け」とか「根性で作れ」などと言う言葉も使われ「人を交換可能な道具として扱う」ように映る会社も多く、歯車と言う言葉が出たのでは?と推測します。

 私自身がそうなのですが調子に乗りすぎると大切なことを見落としたり学を疎かにしたりし結果として周囲の変化に気付けません。そう、どんな時にも変わらずに努力し周囲に気を配ると言うのは、とても難しいと私は思います。例えば大手家具屋さんは、安売りから始まり高級品のブランドを作りまた安売りに戻り苦労をされているようですが、世の変化はどう映っていたのでしょう。

 コンビニが宅配業者が決済業務に加わり逆に学生たちの憧れだった大手銀行は、大規模なリストラを始めています。ヨーロッパでは現金を取り扱わず電子決済のみに移行した銀行があります。更には、大きな情報技術企業は、銀行だけでなく健康保険の仕組みも何万、何十万人単位の社員相手に(データ収集と共に)始めています。きっと社外にまで商売の範囲を広げるでしょう。

 このような時代に、企業に必要なのは、今までのビジネスモデルを違う形のビジネスモデルに作り替えることが出来る人達だと思います。「人を交換不可能な人として扱う」日頃から信頼し期待し支援し新たな目標を設定する。そんな先輩達がいる会社なら新しく入社した後輩たちも「歯車」などとは、思わないでしょう。でも、先輩も、まだまだ未熟です。だからこそ学びが楽しいのです。
 
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