俳句の世界

 「椿のことは椿に桜のことは桜に聞け」とは俳句でのお話し。ものをシッカリ見ろとの教えでしょうが椿を幾ら見ていても椿、風が吹き枝が揺れたり雲と重ねたりする様をみるのでしょうか?それとも椿に語りかけ心でみろとでも言うのでしょうか?蜆の味噌汁「蜆(しじみ)のことは蜆に聞け」じっと見ていたら折角の汁が温くなる。

 俳句に限らず1度発信された言葉は読み手しだい。力量の差もあるでしょうが読み手の状態によっても言葉への感じ方は大きく変わるようです。それも力量と片付けてしまいましょうか?誰からの言葉でも何時も平常心で自身が望む自分らしい受け止め方が出来、一呼吸置いての返すことが出来たら素晴らしいと思います。

 少しづつ春めいてき母の命日も桜の花と共に近づいてきています。以前は「わー綺麗!」とただ喜んでいたのですが、あの日からは同じ心の中に寂しさも同居するようになりました。今年の桜は何を語りかけてくれるのでしょうか?お天気に恵まれ包み込まれるような温かさの中で散りゆく桜を目で上に追い、空に語りかけられたらと思います。
 
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