父の付き添い

 今日は、父の付き添いで国立病院に来ている。病院とは長く待つものだと知っている。沢山の患者さんがいて丁寧に対応し処置がある場合にはおのずと時間が掛かる。それでも何とかさばき切れているのであろう、大きな混乱はない。

 何の問題も無く病院を訪れるのは付き添いを除けばほぼいない。車いすを押しながら少し離れた病棟の内科に向かう。怪我や病気、心の病などもあるのであろう、見回しても元気そうな方は見つけられない。

 その中で看護師さんたちだけが明るくキビキビと動き回っている。患者さんたちはホットするだろうし付き添いにしたって声が掛けやすくなるので助かる。気付けば診て頂いたドクターもとても優しいまなざしだった。

 父の病気は思わしくない。それでも方針が決まれば後は悩んでもしかたがなくやれることをやるだけになる。病院のスタッフの方々の笑顔と優しくかけられた声に助けられ病院をでる。心は少々暗いが空は晴れやかだった。
 
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