7~8年までの製品ロードマップ

 小さな改善を1つ提案したら何時ものパターンで営業Topさんから「この先7~8年までの製品ロードマップのすり合わせが必要」と言われました。悪くは言いたくないし波風も嫌なので技術のTopと相談しここは乗っかる事にします。

 思うに、企業の追い求める製品ロードマップは「ニーズ」と「シーズ」に分けられ、おのおの「営業」と「技術」が担当する。もう少し見る角度を変えると「お客様側」と「工場側」の目線で製品のロードマップを考えることになります。

 「工場側・技術・シーズ」の観点からの7~8年先ロードマップは比較的簡単です。
最初に今後何を用意すべきかですが
①情報収集技術:色・臭い・圧・風・光・温度・湿度・形状と言った様々な情報を取得する技術です。
②情報蓄積技術:製品の使用頻度、お客様の操作手順、他製品も含め関連する情報から答えを導き出す技術です。
③情報伝達技術:さまざまなインターフェースを通して集まる情報を一元化しどこからでも制御できる技術です。
④自己診断技術:診断と修復、周辺の状況判断とアラーム、などの付加価値を継続的に製品へプラスしていく技術です。
⑤セキュリティ技術:どこからでも正しい認証が行なわれサービスを受けられるようにする技術です。
ぐらいで良いでしょう。

次にこれをどのように達成するかですが
①目的と目標:何のために何をするのか、人が動くには志とゴールが最初に必要となります。
②作業環境:技術は秒で進化しています。集中できる環境プラス、支援システムが必要になります。
③報酬:生み出される価値に見合った報酬の提供が安定した開発力を生み出します。
④よき指導者:指導者は社内にいるとは限りません。アンテナを張り学習の機会を求めます。
⑤任せる:最も必要なのが人と人の信頼関係です。工場内を基礎に関連企業含む信頼関係を構築します。
以上を7~8年掛けて達成すれば良いでしょう。

 今後何を用意すべきかをどんな方にどのようにお願いして行こうかと考えるのが「工場側・技術・シーズ」の観点からのロードマップになると考えます。漠然としていたものをプロセスにそって層別し時間と人を当てはめていく。

 これから先に用意しなくてはならないモノをどんな人たちに任せていこうかが決まれば、後は引き出しを幾つもあけてアイデアの欠片を寄せ集めて相手に響くビジョンの形に組上げるだけです。簡単でしょ?

 これで「工場側・技術・シーズ」の観点からのロードマップはできました。「お客様側・営業・ニーズ」の観点からのロードマップとの摺合せがどのように進むのか楽しみです。お互いに刺激し合い素晴らし製品ができますように。
 
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する