認められづらい仕事

 1時間で形にできるプログラムの仕事がある。誰かが見ても分かるように資料を残すと4時間かかる。その資料を使って新人くんに分かってもらうのには1時間かかる。そして入社1年半の新人くんに任せると、多少フォローをすれば4日で形に成る。

 複雑なシステムは、細切れにして伝える必要がある。ポイントになる所を最初に押さえ次にプロセスとサブプロセスを教える。振り返って細切れ全体の構成を確認してもらう。細切れ一つは、システム全体から見れば何十分の一のプロセス。

 もちろん、複雑なシステムも、より大きなシステムの一部でしかない。二年、三年と付き合ってくれた仲間たちは「段々繋がっていくので面白いです」と言ってくれる。そう、最初から森の話をしても、最初から1日でできることを期待しても無理なんです。

 システムの仕事は、面白い。ハードとソフトが共に急成長していながら、その1つ1つはとても単純です。その単純が膨大な数、それこそ天文学的数値ほど集まって1つのシステムを形成しています。だから多分、部門外の人には分かりづらい。
 
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