心の傷

 同僚が「否定する雰囲気では無かった」と語った。同僚が否定したかったのは「マネージャーは部下が働きやすい環境を作らなくてはならない」と言った当たり前の指導項目だったが自身をコントロールできずに結局、心に深い傷を負ってしまった。

 同僚は、とても真面目で昔から良い部署にしようと頑張っていたが仕事をこなす事も危いぐらいの圧力が周囲から絶えずあった。流れを変えよう、正しい姿にしよう、ビジョンを持とう、といくら頑張っても、結局更に上からの圧力で「それはいい、今はこれをしろ」と言われ実行すれば、部下からの信頼が減っていくのは、当然の事だと思う。

 「マネージャーは部下が働きやすい環境を作らなくてはならない」それは、同僚の力では、どうにもならない事なのだと常々感じていたのだろうと思う。ゆっくり話し合う同僚もいる事だし、今日まで頑張ってきたのだから、深い心の傷を負った同僚には、あたりまえのことを当たり前に肯定できるようになるまで、傷を癒してもらおう。

  多分、まだまだ多くの会社が高度成長期のやりかたを未だに実践していて、経営を真面目に勉強しようなどと思わない経営者によって運営されているのだと思う。そして、その会社は、自然に淘汰される。基本を大事にしつつも、時代時代の環境に合わせて「あたりまえの事を当たり前に実践」出来るように変われる会社しか生き残れないのだから。
  
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