プリウス開発から学ぶ

 さかのぼって9月17日ハイブリット開発担当でした八重樫さんの講演が総合試験機器展でありました『プリウスが切り開いた低CO2自動車のこれまでと、これから』、個人的に興味深かった事だけを記させて頂きます。

TEST2015プリウスが切り開いた低CO2

・プリウス開発の起源
 「1992年リオの環境サミット後、技術開発部門の組織風土改革活動の1つとしてスタートした」とあります「先の世の中が必要とする事を考え、自分たちに何が出来るのかを開発の原動力にしていく」手法は流石です。社内コードG21、21世紀に目指すべき自動車(プリウス前身)のスタートだったそうです。

・ハイブリット、プリウスの開発
 目標は燃費3倍=目一杯の減速回生を行いエンジン停止EV走行機能を持つハイブリット車。後発車が走行中エンジンが止まらない中途半端なハイブリットだったのに対し、プリウスは、エンジンを止められるときは止める以外の選択肢が無かったそうです。モチロンこれを支える人材(技術・技能)がいた。

・ハイブリットの技術進化
 VW社の考えられない失策が明らかになりましたが、車の「安全・安心=現地・現場」は日本のモノづくりの基本中の基本です。「如何に問題の芽を見えるようにし」「見つけるか」の現場の能力を生かした日本的システムによる、サービス支援、不具合対策チームが活動し技術進歩が継続されています。

・次世代のCO2自動車のこれから
 トヨタハイブリット車も、世界では1%程度の販売実績だそうです。また、EUアウトバーンで高速走行すれば、プリウスも単なる1800ccガソリン車に成り、パワー不足は否めません。電気自動車や水素自動車も形になりつつあるように見えますが今の技術の延長での普及は難しい。そう、新しい技術が必要なんです。

 ザックリですが、g-mon 流でご報告させて頂きました。最後にトヨタ横領の1つを「研究と創造に心を致し、常に時流に先んずべし」、「そこの障子をあけてみよ、外は広いぞ」、研究と想像へのチャレンジ、これこそが組織風土改革の原点であり、プリウスを生み出してくれた源なのだと感じる素晴らしい講演でした。
 
コメント

更にCordia blogを隅から隅まで読めばバッチリかも…

Nowさん 情報をありがとうございます

直接話を聞けると言うのもありがたいものだとは思いますが情報を整理して頂ければなお助かります。
世の中には、ありがたい方がいらっしゃるものです。
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する