リソースとテーマ

 今日は、技術担当事業計画作成の続き。

 一番問題になっているのは、ニーズに振り回されて新商品のリリースが出来ない状況から何年も抜け出せない事のようです。g-monの時代と違って複雑なんでしょうね。

 と思っていたらどうも様子が違います。困っているのは、次々と入ってくる営業からの要望と経営層からの指示に対し一人一人のリソースが読めずに何をどれだけ任せて良いのかという問題でした。

 昨年度営業担当の事業計画を作成した時と同じで真面目な人ほど落ち入りやすい課題なのかな?やることがどれ程多くとも与えられたリソースが一定であれば出来る事もある範囲に限られます。その出来る事を生かして最大限の成果を出すと言う考え方にシフトすると言うのは意外に難しい事のようです。

 今回の場合、一人一人のリソースでは無く部全体のリソースに目を向けて頂きました。チャンクアップです。次に要望や指示を絶対にやるべき事(通常1つか2つです)将来の為に絶対やって置かなければいけない事(幾つか上がるでしょうが優先順位を付けそのもっとも最初にやるべき項目です)その他に分けて貰いました。チャンクダウンです。

 そしてまず部全体のリソースから絶対にやるべき事にリソースを振り分けこのリソースには絶対に他の仕事を回さない事を誓って頂きました。次に残ったリソースには、その他の仕事を割当、今まで通り仕事を行って頂きながら将来のためのテーマを行うリソースを期の中までに確保する工夫を一緒に考えたった一つのテーマで良いので期末までに必ず達成する事を約束しました。

 そんな悠長な!と思われるかも知れませんがまだ利益が出ている状態であればこの方法が一番の早道であり、回りだしてしまえば最後には、十分なリソースを将来の為に割り当てられる事を g-mon は経験で知っています。

 そうそう各リソースに渡す仕事の量と質にも十分注意をする必要があります。ミドルチャンクを渡す事はもちろんですが何時までの期間も明確に設定しなくてはなりません。なぜならば次のような症候群が表れ重要なリソースを十分に生かし切れなくなるからです。

学生症候群:どんなに時間があったとしても、多くの学生は試験直前まで準備を始めません。
技術者症候群:もし時間があれば、もっといいものを、もっと能率の良いものを、もっと完璧なものを作ろうとしてしまいます。

 企業の成長は、実態のある結果の積み重ねだけが達成してくれるのであって、理由のないバブルの売上に振り回されるのはとっくに止めたのだと思っていたのですがこの体質はなかなか抜けないようです。でもそれも今期限りで脱せるよう一緒に頑張って学びたいと思います。
コメント
コメントの投稿
管理者にだけ表示を許可する