教え最初の一歩

 新人くん達に小さなことから手順をまとめる練習をしてもらっています。日頃なんとなく行っている作業、先輩たちから口頭で教わってきた約束事決まり事、それら一つ一つを書き出し整理して貰っています。システムを作る・プログラムを組む時に必要になる仕様書のまとめ方を覚えてもらうためです。

 一つの作業は、幾つかの工程に分けることが出来ます。その各工程を進めるには、それぞれ別の種類の情報が必要に成ります。そしてその工程は、使用される道具や人数などから計算出される標準時間があり、バラツキが計測されます。バラツキはムリ・ムダ・ムラです。まとめたのが工程表です。

 工程表を基にバラツキを無くす方法を考えます。人に負荷がかかるところがムリです。ムリがムダとムラの要因になっている場合があるので、ムリを中心にシステムで補える方法を考えます。アイデアが浮かんだら目的を再度確認し目標を設定します。まとめたのが要求仕様書で設計書の基になります。

 設計書では、システムの計画を図面やフローチャート、計算書などで具体化していきます。ここは、理解力も必要ですが技術・技能・経験の差がものを言う工程です。プロトタイプ・テストを行う一歩手前です。この後、DR・リリーステスト・運用・保守と繋がるのですが、教えるのは、もう少し先になりそうです。
 

在庫が合わない

 随分と説いたつもりだったのですが、この何回かの会合で気付いてくれたのは、購買・資材にとって在庫があっていないと言うことが致命的なんだと言うことです。

 当たり前ですよね?でも、彼らは在庫が合わないために様々な工夫をして自分たちの役割を守ってきました。素晴らしい努力です。でもあってはならない方向です。

 致命的なのは、応急処置と暫定対策と恒久対策の段階を知らなかったこと。教わっていないから当たり前ですけど、応急処理を磨いて価値と勘違いしていました。

 今日やっと気づいてくれました。当たり前ですけど自分自身が気づく時が来るまで何度説いても無駄なんです。その時が来る準備をするのが g-mon の役割です。
 

理想の職場

 リーダー候補十数名に研修で「改善プロセス作成」を課題に上げ全社規模の検討を依頼したのですが苦労しているようです。そこで、試しに同じ課題を管理職クラス十数名に解いていただいたら喧々囂々、約30分程度で立派な「改善プロセス作成」を達成してしまいました。流石です。

 リーダー候補の方々も優秀でこの2年半で随分と多くのことを学んでいただき、一般の方とは随分と大きな格差が付いたものだと感心していたのですが、ここはやはり経験の差がものを言ったようです。また、日頃から意見を述べあう環境を作ってきたことも功を奏しているのだとも思います。

 やはりこう言ったお互いが腹を割って語り合える環境は、自然発生的にはなかなか難しく良いテーマとともに、それを話し合えるだけの経験と知識、そして何よりは長い時間を掛けての信頼関係構築の場づくりがあってのものだとも思います。

 理想の職場、理想の働き方と言える様に成るには、まだまだ道は遠いと感じますが後数年続けることが出来れば、その先の10年20年が見えてきて、素晴らしい企業文化、企業風土が培われるのではないでしょうか。その創世記にお付き合いできているのだとすれば、とても幸せなことだと思います。
 

仕事を教える3ステップ

 自慢ですが構築してきた生産システムを新MRP導入に合わせて整理していて今まで当たり前に感じていた仕組みが改めて良くできていると実感させられています。開発当初シッカリ考えて構築したような記憶は無いのですが、マスター関連をメンテナンスする仕組みと実際の業務の流れが絶妙なんです。ハイ!自慢です。

 驚いているのは長い間に作られた様々なポカヨケ、都度要望に応えてきた結果なのでしょう一貫性が無いところも散見されますが、そのほとんどが何かの問題発生時に口頭で語り継がれて行き多くの仕組みが何代にも受け継がれ今も機能しています。先輩から後輩に”よくぞここまで無事に生き残った”と褒めてやりたいです。

 ただこのポカヨケ、上手く代が続けばよいのですが突然の部署替えや退社などにより途切れてしまうことがあるようです。先日も不具合の報告があり手順書を確認していたら以前作ったポカヨケが省かれ代わりに手書きの手順が付け足されていました。ポカヨケですから毎回必要なわけではないですが、これではダメです。

 思うに業務が一通り出来るようになったところで、立ち止まり与えられた業務が何のために作られどのようなポカが過去に発生し、それを防ぐためにどのような工夫をしてきたかを書き止め学習させる仕組みが必要なのだと思います。仕事を教える3ステップ「個を知る・価値を知る・周りを知る」は、ここでも大切ですね。

個を知る:師に付き体で覚える段階です
価値を知る:前後の工程を学び役割を深く探究する段階です
周りを知る:学んだものに磨きを掛け師から離れる段階です
 

弱さを見せれる会社

 g-mon 今年の仕事目標は、”家族文化の基礎を構築する”です。お陰様で、単独で活動していた同僚たちが後輩を巻き込み周囲とも連携し1つの目標を成し遂げる活動に変化しだしています。

 家族文化と言っても会社ですので血縁関係は、ありません。では、何を持って家族文化と言うのか?やはり1番に”精神的な結びつき”を上げるべきでしょう。それは仕事を通して構築されます。

 同僚が困ったときにアドバイスや支援をします。後輩が成功できるように教えたり手助けしたり時には必要な新しい環境を用意します。そして会社と言う単位で同じビジョンを目指し目標を持ちます。

 なによりは自分自身が困ったり疲れてしまったりした時に同僚や後輩たちが支えてくれることへの感謝が家族文化を構築するのだと思います。仕事を通しての信頼の構築、良い目標だと思います。